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ドクターズインタビュー

院長 Teruki oki

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interview 01医師を志した理由を教えてください

interview 01医師を志した理由を教えてください

父の背中を見て、自ずと目指すようになりました。手前味噌ですが、父は息子の私から見ても毎日笑顔が絶えない人で、とても優しく、患者さんからの人望がありました。子どもながらに仕事をしている父がイキイキしているのを見て、「本当に仕事が好きなんだろうな」と伝わるほどでした。父は医学的な知識や技術に長けていただけでなく、人間的な魅力が豊かでした。そんな姿を見ている間に、いつしか医師になっていました。

interview 02医師になって感じるやりがい

interview 02医師になって感じるやりがい

医療は患者さん自身の生活習慣や家族関係と切り離せない部分があります。診察の中でご家族の中でのドロドロとした人間関係を聞いて嫌な気持ちになることもあれば、ご家族の明るい話を聞いてハッピーな気分になることもあります。嫌なこともハッピーなことも、どちらも日常診療のスパイスです。無いと物足りません(笑)。明るく、有能なスタッフに囲まれて仕事をさせて頂いており、医者になってよかったなと思っています。

interview 03休日はどのように過ごされていますか?

interview 03休日はどのように過ごされていますか?

小学生の子どもと遊んでいます。よく公園に行くのですが、子どもに誘われたら断れずに自分も一緒に遊具で遊んでいます。本当は遊んでおいで、と見守っておきたい気持ちもあるのですが(笑)子どもと一緒に遊んでいると、もうクタクタです。子供の体力は無尽蔵・・とてもついて行けません。

interview 04趣味などはありますか?

interview 04趣味などはありますか?

趣味は料理や園芸です。料理は、社会人になり、ひとり暮らしをして、自炊を余儀なくされてから、するようになりました。そのおかげで今では自分が好きな肉料理を、自分好みの味付けや焼き加減で楽しんでいます。誰かに食べていただくわけではないので、自分が美味しければ良いのです(笑)。できは問いません。

interview 05どのような患者さんが来られますか?

interview 05どのような患者さんが来られますか?

何かしらの症状が出てこられる方が一番多く、ほかにも健康診断で要検査になられた方、経過観察の方がこられます。この京都市伏見区桃山町近辺に住まれている方も多いですが、滋賀県や兵庫県、愛知県から来てくださる方もいらっしゃいます。京阪宇治線「桃山南口駅」から徒歩3分という通いやすい立地にあり、また駐車場も10台無料完備のため、遠方でも通院いただきやすいのもあるでしょう。

interview 06胃や腸の検査はした方が良いのでしょうか?

interview 06胃や腸の検査はした方が良いのでしょうか?

検査をした方が良いと思います。日本人の死因で最も多いのは悪性新生物(がん)で、4人に1人ががんで死亡します。胃や大腸のがんを早期発見するための最も優れた検査は内視鏡検査ですが、内視鏡検査も万能というわけではありません。他のいろいろな検査の結果を踏まえて総合的に診断します。ピロリ菌(胃の中に住む病原菌で胃がんと関連が深い)の感染者(除菌治療を受けてピロリ菌がいなくなった方も含む)、生まれて初めてお酒を飲んだときに顔が真っ赤になった方(フラッシャー)、喫煙者・飲酒者は胃がんや食道がんに気を付けなければなりません。大腸がんにかかったことのある方、大きな大腸ポリープのあった方、大腸にたくさんポリープのあった方は大腸がんに気を付けなければなりません。

interview 07一度、大腸検査をしたら、もう受けなくても良いですか?

interview 07一度、大腸検査をしたら、
もう受けなくても良いですか?

初回の大腸検査で異常がなかった方は5年、10年くらいの頻度で検査をする程度で大丈夫でしょう。大腸検査のたびにポリープがあると言われてもしょんぼりする必要はありません(笑)。ポリープができても、手の付けられないような大きさになっていなければ大丈夫です。花壇の雑草とりみたいなもので、時間が経てば小さな雑草の芽が出てくるのは仕方の無いことで、大きくなる前に摘んでおけばよいのだと思います。小さなポリープを少数切除した場合は3年後にチェック。がんのあった方、大きなポリープがたくさんできていた方はもっと短い間隔でチェック、が目安です。

interview 08今後の展望について教えてください

interview 08今後の展望について教えてください

当院の持ち味である消化器領域(胃や腸、肝臓や膵臓)の診療の質をさらに高めたいと思います。当院の位置する京都市伏見区桃山町周辺は、糖尿病や心臓の病気、肺の病気、こどもの病気の専門医がたくさんおられます。当院のスタンスは「餅は餅屋で、」です。消化器以外の領域の病気についての知識や経験はそれぞれの領域の専門の先生に遠く及びません。消化器領域以外のお悩みや当院ではできないような検査や治療については適切な施設に紹介し、そちらで専門的に診断や治療を受けて頂くようにお勧めしております。

interview 09最後に、患者さんへのメッセージをお願いいたします

interview 09最後に、患者さんへのメッセージを
お願いいたします

診断や治療技術の進歩でようやく最近一矢を報いることができるようになったものの、がんは依然としててごわい病気です。がんで命を落とさないためには、何としてでも早期に発見する必要があります。そのためには何かをきっかけにして検査を受ける、これしかありません。がんの初期には何の症状もありません。もし可能であれば症状の無いうちに検査を受けてみて、ピロリ菌感染の有無や大腸ポリープの大きさや数からその後どのくらいの頻度で検査を受けていけばよいかをご相談頂ければよいのではないかと思います。

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