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大腸炎・大腸癌とは
大腸炎は、大腸内壁が炎症を起こす状態をいい、症状としては腹痛、下痢、血便などが挙げられます。ウイルス、バクテリアなど、さまざまな微生物によって発症するといわれています。特に潰瘍性大腸炎やクローン病は、慢性的な腸の炎症です。
大腸癌は、大腸粘膜の細胞の増殖が止まらなくなった状態です。大腸癌のリスクを高める要因として加齢、体質、生活習慣(喫煙、アルコール摂取)などが挙げられています。
大腸炎・大腸癌の検査法と治療法
大腸炎の診断は、症状や身体検査のほか、便検査や血液検査での炎症マーカーの確認が行われます。 特に確定診断には大腸内視鏡検査が用いられ、直接腸内壁を視覚化、炎症の程度や範囲を評価します。治療は、原因に応じて薬物治療を行います。
大腸癌の診断には、大腸カメラ検査が基本です。腹部CTやMRI、腫瘍マーカーの血液検査、便潜血検査などを行う場合もあります。治療は癌の進行度合いに合わせて選択するのが基本です。初期の場合は内視鏡的な手術や開腹手術での切除を行い、進行したものでは他の治療法を行うことがあります。